【法律学系】

タイトル ◆別姓婚姻
分野 民法(親族法)
概要

現在は同姓での法的婚姻しか認められておらず、結婚はしたいが改姓したくないという人は、同棲状態を選択するか、法的には改姓しておき、日常生活では旧姓を名乗り続けるという手段を利用している人が多いと思われる。

別姓婚姻制度は賛成が若い世代にほど多いものの、賛否両論あり、賛否が拮抗している問題でもある。 別姓婚姻を実現するには民法改正が必要であるが、そもそも法で同姓婚姻が定められる以前の日本の習慣から法成立段階までの歴史を概観し、別姓賛成派・反対派の意見を紹介し、政府統計等から分析を加えた。また他国の状況も一部紹介し、民法改姓についての私見をまとめたものである。

特徴・オリジナリティ 民法の論文ではあるが、筆者は理系人間である。そこで、法解釈や法理論にはあまり触れず、統計分析の方に主点をおいたため文中に数字の出現が多く、民法系論文としては比較的珍しい展開法であると考える。できるなら、法学者以外で別姓夫婦について考える人にも読んで貰いたいものである。
大学・専攻 近畿大学、法律学科
 

 

 


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