【経営学系】

タイトル ◆トヨタシステム
分野 経営生産
概要 この不況の時代に、トヨタ自動車は、トヨタ銀行といわれるほどの実績をあげている。その背景には、一体何があるのだろうという疑問から、このテーマを選択した。トヨタ自動車には、「かんばん方式」という、独特の生産方式があった。この生産方式によって、とにかく在庫を持たないで、生産から、販売に結びつけることができる。生産から、人材にいたるまで、徹底して「ムダ」を省くのだ。ムダが出なければ、当然利益は増える。内部から、外注に至るまでの、作業の流れについて研究をした。
特徴・オリジナリティ トヨタの成功の鍵を、”無駄を省く作業の流れ”に求め、着目し分析した点。 論文中では、作業の流れがわかりやすくなるように、かなりの図を用い、文章説明では理解しがたい内容も、一目でわかるように配慮した。
大学・専攻 私立(愛媛県)、経営学科

タイトル ◆ビール企業の経営戦略と発泡酒に関する戦略について
分野 経営戦略・マーケティング
概要 ビール大手三社のこれまでの経営戦略について、財務、商品、マーケティングといった視点からとりあげて検証を行い、ビール市場における経営戦略のあり方・考え方についてまとめた。  更に、発泡酒に対する各社の姿勢の違いについて、最後発での参入を発表したアサヒの事例を中心に各社の置かれた状況を踏まえた上で推察し、今後の戦略について展望した。
特徴・オリジナリティ 企業経営の背景や理由を知る為に、どのような認識、判断の基で行動を起こしてきたのかを実例を基に考えた点。また、最近の発泡酒に関する戦略について、実例に基づき、今後について、より具体的に考察・展望した点。
大学・専攻 私立(東京)、経営学

タイトル ◆組織論への「兵法」からのアプローチ
分野 組織論
概要 本論文は兵法、特に孫子・三略・六韜から経営学の組織論へのアプローチを試みるものである。 第一章は認知度の低い兵法というもについて紹介している。第二章は現代の経営学、特に日本的経営に焦点を絞り、それに関して兵法の視点からアプローチを試みている章である。個人的には力を入れたところであり、日本的経営は背水の陣の応用というのは独自の説ではないかと自負しているところである。第三章は前章の問題提起に答えるかたちで、組織論についての論文ではあるが最終的には個人に焦点を当て結論としている。
特徴・オリジナリティ 経営学と兵法をリンクさせて考えている点、特に日本的経営にての考察はユニークではないかと思います。
大学・専攻 国立滋賀大学、企業経営学課

タイトル ◆インターネット時代のOperating System
−Apple ComputerとMicrosoftの動向を中心に−
分野 情報科学
概要 1995年1月17日、戦後最大の地震が阪神・淡路地方を襲った。この時、交通網は元より、通信網も遮断されてしまった。その時にインターネットを使ってその惨状が世界に伝えられた。  今思えばこれが日本のインターネットブームの予兆であった。そして同年末にMicrosoft社が大々的な宣伝と共に新しいOSであるWindows 95を発売した。「誰でも簡単にパソコンが使える」という宣伝により、今まで「コンピュータ=難しい」という固定概念を持ち、触れようとさえ思わなかった人たちが一斉にパソコンを購入した。そして各マスメディアはWindows 95と共にインターネットについての報道を連日行った。また、マスコミは「Windows VS Macintosh」という図式を立てて面白おかしく「Appleは大丈夫か」というニュアンスの報道を行った。パソコンの出荷台数だけを見ればMacintoshは少数派と言える。しかし、コンピュータの「良さ」はシェア云々だけでは語ることができない。AppleのOS戦略は、独自のハードウェアと独自のOSによる販売であった。ハードウェアとOSを自社で作り、互換機を認めなければ、コンピュータとOSは一体化し、確かに使いやすい環境を与えてくれる。それに対してMicrosoftのOS戦略は標準化を目指してオープンなIBM PC互換機を土台として様々な互換機の上で動作する環境を整えた。しかし、近年のインターネットにおける発展においては、AppleとMicrosoftはOSの発展の経緯と逆の戦略に出ている。Pure Javaによるインターネット用言語の標準化に賛同するAppleと、独自のMicrosoft Javaを提唱するMicrosoft、OSに関してそれぞれが辿ってきた道と面白いように逆の道を選択しようとしている。  本論文では、AppleとMicrosoftに焦点を当て、それぞれのOSの歴史とインターネットへの対応の経緯を考え、到来したインターネット時代にこの両社がどのような方向性を見出していくのかを検討していく。
特徴・オリジナリティ マイクロソフトが「オープンアーキテクチャ」の戦略をとったのに対し、アップルコンピュータは「クローズドアーキテクチャ」の戦略を取ってきた。ところがインターネット時代に突入し、JAVAに関してはマイクロソフトはマイクロソフトでしか動作しない、つまりクローズドな環境でしか動作しないJAVAを推奨し、アップルコンピュータは逆にプラットホームレスのPure JAVAを推奨した。このように今まで続けてきた戦略がインターネット時代に入ってそれぞれが逆の事をし始めたという点に着目し、この論文を執筆した次第である。
大学・専攻 松山大学 経営学

タイトル ◆シニア世代のパソコン及びインターネット利用状況及び活用促進の考察
分野 経営学、情報
概要 60代以上の年齢のシニアを対象としたパソコン教室の開設や高齢者向けのパソコン入門書の発行など、市場では高齢者をターゲットとしたパソコン関連商品をよく見かけるようになった。このような動きがあるのも、情報化の流れの中で高齢者もパソコンに関心を寄せ始めているということであろう。今や高齢者がパソコンを利用することは、老後をいきいきと過ごすためにも必要なものとして認識されつつある。そういう彼等がなぜ、インターネットと言う便利なパソコンやインターネットを使わない、高齢者が数多いのも事実である。それはなぜか?また使えるようになるには・・・
特徴・オリジナリティ 情報弱者であるシニア世代のところを結構力を入れました^^
大学・専攻 私立 新潟 経営学系

タイトル ◆近代企業における組織運営論
分野 組織論
概要 邪失酌射酌鴫の戦略パターンを参考にビジネスへの転用をはかる。
特徴・オリジナリティ 邪失酌射酌鴫論理のビジネスへの応用。
大学・専攻 大学−(関西)

タイトル ◆地球環境時代における産業界の役割
分野 経営学
概要 今日までは法規制を中心に命令・統制型の色が強いとされていた環境政策はどのように変改し、また産業界においては「環境ガバナンス」といわれる概念から環境問題への取り組みをどのように発展させ、そしてこれからの地球環境時代にはどのような重要な役割がもち、さらに何を求められていくのかを明らかにすることを研究目的とする。
特徴・オリジナリティ 「環境ガバナンス」という視点から、国によるガバナンス、つまり企業を対象にした命令型、規制型の環境政策に対し、企業はどのような対応をし、さらには環境経営という概念にまで発展させた経緯はどんなものかという点にまで話をつなげたこと。
大学・専攻 大学−経営学

タイトル ◆卸売業における戦略的ロジスティスクの将来性について。
分野 戦略
概要 卸売業は近年の「卸問屋不要論」などに象徴されるように風当たりが冷たいように思える。このような卸売業界の現在の状況と、今後の卸売業が取るべき物流戦略とはどのようなものかを考察した。
特徴・オリジナリティ あまり注目されない(と思われる)「卸売業界」を扱ったこと。
大学・専攻 大学−経営学

 


<経営学部論文・レポートテーマ一覧へ戻る>