タイトル | ◆日本人と将棋〜将棋とゲームの関係をめぐる一考察〜 |
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分野 | 人間学科 |
概要 | 将棋は日本において高い人気を持っている。実際、将棋は1210万人の愛好者人口を持つといわれ、歴史的に見ても長年にわたって愛好されてきた。このように将棋が高いレベルの人気を保っているのはいかなる理由に基づくものなのであろうか。流行の移り変わりの激しい現在にあって、日本に古くからあるいくつかのゲームの中でもとりわけ将棋は、長年の歴史の中ですたれることなく、現在においても広く愛好されている。この事実は、大変興味深いことである。そこで、将棋が現在のような高い人気を保っている理由について、まず、将棋のゲームとしての性格、歴史、現在の状況の3つの視点からその要因となりうるものを検討し、その議論をふまえた上で実際に将棋を楽しんでいる人の視点を通して考え、分析した結果をまとめたものである。 |
特徴・オリジナリティ | 今までにあまり扱われていないテーマであり、歴史的研究の対象となっているケースは従来からあるが、本格的に社会学的視点から学問的にアプローチしている論文は皆無ではないかと思われること。 |
大学・専攻 | 国立京都大学、社会学 |