【社会学系】

タイトル ◆周波数解析による、いくつかの音への考察
分野 サウンドスケープ
概要 時代の流れと共に変化していく都市は、その時代の流行も含めた社会状況を、社会と経済との密接さ同様に、具体的な形で表わすことがあり、その時に都市が持つ特徴は、社会が要求する状況を、例えば、関連するが分野は異なる業種を、一個所に集めるような「ある一つの環境」をごく限られた範囲内で構築している様に見られる。同じ様に、その時代の社会状況を、都市単位とは比べ物にならないほど素早く取り込み、再び社会へと戻し、流行を過度に成長させ続けているのが、流行歌である。流行歌は、その反応の素早さから、瞬く間に多くの人々に伝わってしまい、すぐに全体的な動向へと成長してしまう。そのため、影響は聴取者のみならず、何時の間にか逆流、一回りをして音楽を作る製作者側にまで波及をし、作られ発売される楽曲の多くが現在流行している楽曲と、良く似た傾向や特徴を持つことになる。この回転が幾度も繰り返された状態の楽曲は、いわば、その時代の流行を精製し続けた産物と言い換えることができ、純粋に流行、社会状況を表現した一つの形態、とみなすこともできるはずである。
特徴・オリジナリティ これ自体は研究途中のまま、完成形となりましたので、不備は多数あ ります。しかし、参考にするものが一切無かったことを考えれば、独学でここまで出来たことだけでも、あの時点では十分な内容であったと思います
大学・専攻 名城大学 都市情報学科

 

 

 


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