【社会学系】

タイトル ◆家族関係とコミュニケーション
分野 **
概要 今日の社会は、機械等の発達により私たちの生活に多大な影響を与えてきている。例えば、インターネットをつなげば気軽に世界中の様々な情報を知ることが可能であり、またパソコン・携帯電話のメールなどで気軽にコミュニケーションを取ることが出来る。銀行は、窓口に行かなくてもATMでお金の振込み、引き出しなどが出来る。このことは人ではなく機械を相手にコミュニケーションする機会を増加させてしまい、人と人とが直接コミュニケーションする機会を減少させ、私たちに悪影響を及ぼしてしまっているのである。そんな中、最近ではこどものコミュニケーション能力の低下が指摘されている。その理由として上記にあげたような例や、以前のように外で元気に遊ぶことが少なくなり、家で特に会話も交わさずひたすらゲームに没頭している、ということも考えられている。しかし私はこれだけではなく、最近の家族関係の変化というのも一因ではないかと考えている。実際、それらに関する文献を読むと、専門家の方たちもそう感じているようだ。なぜ私がこのように思ったのかというと、家族というのは子どもが最初に属する集団であり、子どもにとって一番基礎になる場所である。その場所で、多種多様な人間関係・コミュニケーションの取り方などを、親や兄弟などと接していきながら見に付け、これから生活していくための社会性を養っていく、と考えているからである。しかし、最近では少子化等による核家族・小家族化などで、家族構成や家庭の生活環境が以前と変化し、子どもたちがコミュニケーションや対人関係を養う場が減少して、家庭の外に出たときに相手とうまく対応することができなくなってきているのだ。そしてこのことは本人だけではなく、周りを巻き込むことも考えられる、色々なトラブルを起こしてしまうことを示唆している。
特徴・オリジナリティ アニメなどからヒントを得て、問題を分析したところがある。
大学・専攻 大学−

 

 

 


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