【理工学系】

タイトル ◆Valydamycin生成菌からの未知工具ラム陽性菌の分離精製
分野 生物資源評価学
概要 Streptomyces hygroscopicus subsp.limoneusは、イネ紋枯病菌に対し、慎重阻害を示す抗生物質バリダマイシンを生成する。本菌株は独特の二次代謝を行っているとおもわれる。本菌株が、既に同定されている二次代謝産物ノカルダミンやn-ヘキサノール以外に別の二次代謝産物を生成すること画、確認されており、それを分離、同定することを目的とした。
特徴・オリジナリティ 本菌株は特異的な二次生産物を産している可能性があった。
大学・専攻 岡山大学、総合農業科学科
タイトル ◆高齢者の生命予後、活動的余命と日常生活自立度、身体・社会活動因子との関連について
分野 老年社会医学/疫学
概要 本論文は65歳以上の在宅高齢者1万人を対象に実施された日常生活自立度やライフスタイルについての自記式アンケート調査を用いた7400名の3年間の追跡調査であり、アンケート項目と生命予後や寝たきり発生の指標としての活動的余命との関係について述べたものである。本研究は7400名という本邦では例を見ない地域における大規模悉皆追跡調査であり、厚生省障害老人日常生活自立度が予後指標として活用できること、健常高齢者のライフスタイルと生命予後、活動的余命との関係から健診受診等の健康行動や日常活動、生きがい、やりたいことの存在により活動的余命及び生命予後が良好となることを明らかにした
特徴・オリジナリティ 地域高齢者7400名、3年間の追跡調査で身体、社会活動因子と生命予後、寝たきり予後との関係を明らかにした論文である
大学・専攻 富山医科薬科大学大学院
タイトル ◆誰もが利用しやすい路面電車を目指して−広島電鉄宮島線のバリアフリー調査−
分野 医療福祉
概要 我が国の旅客輸送を担っている公共交通の一つに路面電車がある.路面電車は普通の電車と違い,路上から乗ることができるというメリットがある.  だが,そのメリットは健常者にしかあてはまらないのではないだろうかという疑問が私の中にはあり,今回研究することにした.  調査は広島電鉄の宮島線(鉄道線)を対象として,車両と駅施設に分け,ハード面でのバリアを中心に調査を実施し,この際,車椅子利用者,視覚障害者,聴覚障害者が電車に乗る際に考えられるバリアを知ることを目的とした.  また,車両については調査の対象を超低床電車(5000形)とワンステップ電車(3950形)に分け,それぞれの車両を比較した上で,各障害者それぞれに生じているバリア,つまり乗降の際に障害となっているものを検証した.  一方,駅施設に関しては,視覚障害者に必要と思われる点字ブロック,音声案内,聴覚障害者に必要と思われる接近表示,最後に車椅子利用者がホームに上がる際に必要と思われるスロープの設置が各駅になされているかを確認した上で,各障害者が電車に乗車するまでの案内役をそれぞれの設備が果たせているのかを検証してみた.  いずれにしても公共交通機関は誰もが利用しやすいものでなければならない.そのためには,公共交通機関の企画,設計段階から当事者(車椅子利用者・視覚障害者・聴覚障害者)の参画が必要となってくる.車両や駅施設をどのようにバリアフリー化していけばよいかというのは,当事者の参画があってこそできるものであると考えられるからである.
特徴・オリジナリティ 広島電鉄宮島線内にある全駅と車両において、視覚・聴覚・車椅子利用者に対するハード面での配慮(バリアフリー化)がなされているかを健常者の立場で調査。その結果から得られた内容を元に、宮島線を今後さらに利用しやすくするための提言をこの論文を通して行った。
大学・専攻 私立(岡山県)、電子工学
タイトル ◆北半球における海氷面積変動と地上気圧場との関係
分野 雪氷学
概要 近年、大気現象や気候の研究において大気―海洋―雪氷圏相互作用の重要性が唱えられている。雪氷圏、特に海氷については特有の物理的性質が大気現象などに大きな影響を与えていることが指摘されている。しかし、現在その相互作用についての理解はまだ不十分である。したがって、海氷変動の理解は、海氷そのものだけでなく他の分野における理解をも助けるうえで重要である。 本研究では、海氷面積変動の経年変動・季節変動がどのように起こっているのかを地域別に調べた。さらに、海氷変動を駆動している仕組みを探るべく、海氷面積変動と地上気圧の関連性についても調べた。海氷データの解析期間は、1978年10月から1995年9月の17年間である。また、地上気圧データは1978年から1989年の11年間分である。海氷変動と地上気圧の関連性では、これらの期間が一致している1978年から1989年までのデータを用いた。まず、海氷面積の経年変動について調べた。17年間のトレンドについて北半球全域では、やや海氷面積の減少傾向がみられた。地域毎の変動は様々であった。ベーリング、ラブラドールでは増加傾向にあるが、グリーンランド、バレンツ、オホーツクでは減少傾向であった。また、冬季における最大海氷面積の変動は年によって異なるが、数年周期の変動が確認された。しかし、その原因は明らかではない。海氷の出現時期についての16年間トレンド分布を調べると、ベーリング、ラブラドールでは出現時期が早くなっている。一方、グリーンランド、オホーツク、バレンツでは遅くなっている傾向が見られた。これは、海氷面積についての経年変動の増加・減少傾向と類似した結果である。融解時期、存在期間についても調べると,同様な結果が得られた。次に、海氷面積変動と地上気圧の関係については、バレンツ、ラブラドール、グリーンランドでは海氷面積変動がアイスランド低気圧に完全に支配されているわけではないことがわかった。また、ベーリングではアリューシャン低気圧がカムチャッカ半島東海上にある時に海氷が減少し、アラスカ南海上に低気圧がある時は海氷面積が増加する様子がわかった。オホーツクでは、海氷面積の増加時においてはアリューシャン低気圧との関連が強くなかった。
特徴・オリジナリティ 衛星データを用いて北半球の面積変動を経年、季節変動の両面から観察した。さらに、海氷面積を駆動している要因は何かを調べるため、第一段階として気圧場との関係を調べた。
大学・専攻 国立 弘前大学、地球科学科
タイトル ◆天然抗酸化剤クロロゲン酸の電気化学的研究
分野 分析化学
概要 クロロゲン酸をはじめとするカテコール部位を中心骨格にもつ抗酸化剤は酸化に伴い重合反応を起こし,その重合により酸化に伴う電子数の増加が起こり,より多くのラジカル種との反応を可能にしていることが示唆された.これらはアスコルビン酸などの非ポリフェノール性抗酸化剤では見られない反応であり,ポリフェノール類が非常に効率の良いラジカルスカベンジャーであることが示唆された.本研究ではデジタルシミュレーションを利用することで比較的定性的な評価しか行われていなかったサイクリックボルタンメトリー測定から定量的な結果を得ることが出来た.この研究により抗酸化剤の研究に電気化学的アプローチが大変有効であり今後電気化学的測定の応用が期待される.
特徴・オリジナリティ 抗酸化剤の反応を電気化学的に解析を行うことで,従来の生物学的医学的アプローチでは明らかにされなかった反応メカニズムについてより詳細に知ることが出来た.
大学・専攻 国立-兵庫、理工学化学系
タイトル ◆房総半島における滝の後退速度(Rates of Waterfall Recession in Boso Peninsula)
分野 地理学分野の地形学
概要 滝は、河谷地形の一つとしてごく普遍的にみられるものであり、その特徴的な形から、観光の対象としては多くの滝が知られている。ところが、滝を対象とした地形学的な研究はこれまでにきわめて少なく、河谷地形の発達における滝の侵食作用の役割や、滝の侵食様式の詳細などについては現時点で議論の自由度が大きすぎる。そこで本研究では、滝における侵食作用、すなわち滝の後退に着目し、その平均的な後退速度を推定すると同時に、それを支配する変数を定量的に検討した。調査対象にしたのは、千葉県房総半島における、後退速度の推定することのできた10 個の滝である。これらの滝は成因により旧海食崖型、川廻し型、支流型およびその他に類別され、その成因別に後退速度の推定を行った。またそれぞれの滝について実測または推定可能な変数を求めた結果、経験式 D / T = 0.00013 ρgAP / (WSc) を得た。ここで、D :滝の後退距離、T :滝の後退の継続時間、ρ :水の密度、g :重力加速度、A :滝の位置から上流の流域面積、P :流域の年平均降水量、W :滝の幅、Sc :シュミットロックハンマーによる反発値から求めた基盤岩石の一軸圧縮強度、である。また、係数0.00013 は無次元係数である。左辺は滝の後退速度を表し、右辺は流水による侵食力と基盤岩石の抵抗力との比を表している。更にこの式は、他の地域における滝にも適用できる可能性があることが示された。
特徴・オリジナリティ 滝の地形学的な研究はそれ自体が非常に少なく、本研究は滝の研究の突破口となりうる。言い換えると、滝の後退速度とそれを支配する要因を検討したことについては、世界初である。さらに本研究は、海外の学術雑誌に投稿することとなった。
大学・専攻 国立-筑波大学、自然学類地球科学専攻
タイトル ◆遺伝マーカを使った,エゾマツの花粉動態・繁殖構造の解析
分野 森林科学(農学)
概要 北海道の天然林で,エゾマツの花粉動態・繁殖構造を遺伝マーカをつかって解析し,小さい空間スケールの環境要因がそれらとどのように関係するかを明らかにした.また,花粉動態・繁殖構造と樹木の世代更新(この単語は専門的には使わない)にあたえる影響の評価として,これらが種子の品質にあたえる影響を解析した.結果,局所的に樹木の個体数が多いと花粉の移動が遮断されるためか,個体あたりの花粉親の多様性が低下することが示唆されたが,樹木は基本的に自分の花粉では受精してもすぐに死んでしまうので,遺伝的には自殖率は変化していなかった.ところが,花粉親の多様性が高いほど種子の品質がよくなる傾向があって,小さいスケールの繁殖構造が世代更新にある程度影響をあたえることがわかった.天然林の遺伝的な多様性と健全性を保全していくためには,森林の物理的な構造と花粉の動態や繁殖構造の関係を理解することが重要であり,また今回の研究ではこれまでの研究よりもはるかに狭い空間スケール(i.e. >100ha vs. 0.3ha)で,花粉の動態や繁殖構造の違いが説明できることをはじめて明らかにした.また,天然林の中で恒常的に生じる押w)�ヤ粉動態・繁殖構造の違いが,種子の品質に影響することを明らかにしたもの,重要な知見である.今後はこれらが集団の遺伝的な多様性や健全性にどのくらい影響をあたえるのか見てみたい.
特徴・オリジナリティ 着目した空間スケールとそれを可能にしたあたらしい解析手法.また,これまで散在的行われてきた研究を,同一のフレームワークで一貫して行ったこと.
大学・専攻 大学−理学系
タイトル ◆グラフィクス表示システムの構築と半導体内部状態描写への適応
分野 情報通信学科
概要 MOSトランジスタの内部状態を可視化することによって肉眼では見えないデータを考察する。
特徴・オリジナリティ 普段は使用しないAVS/Expressと言う可視化ソフトを使っての実験、考察。
大学・専攻 **
タイトル ◆枯損木の不朽について
分野 林学
概要 針葉樹と広葉樹の枯損木の不朽速度を測る実験。状態も地面に伏せた状態・空中に吊した状態。そしてそれぞれ針葉樹林内と広葉樹林内の違いなどを研究。不朽状態はC/N比や比重などから測定。合計のサンプル数は100個位だが、木が完全に不朽するには10年以上かかるので数百のサンプル数となった。サンプル採取は1年に2回。当然長期間にわたる実験なので前任者の引き継ぎ。最終的な結論はまだ先だった。
特徴・オリジナリティ 実験期間が長いことと、そのためサンプル数が多く、データの量もMOでないと対応できないほどだった。無論、実験にかけるサンプルは全てではなく抜粋ですが。林学の研究の長さを感じさせるものだった。
大学・専攻 国立島根大学、生物生産学科
タイトル ◆那覇市内孤立林における木本植物の種数と個体サイズに関する研究
分野 生産環境学
概要 沖縄県は観光地であり、これからも開発が続くと考えられる。最近の研究では、都市に残存する森林、つまり孤立林を研究対象とし、生物多様性を保全しようという傾向がでてきている。沖縄は自然が多いように思われるが、那覇市はかなり林野面積率が低い。わずかに残っている孤立林の木本植物の種数及び個体サイズについて現状を把握し、保全に関して検討を行った。
特徴・オリジナリティ 沖縄ではまだ行われていない切り口だったと思う。
大学・専攻 大学−
タイトル ◆青色発光ダイオードに関する研究
分野 電子素子
概要 今まで赤色、黄色、緑などの発光ダイオードは開発、利用されて来た。あと一つ青色発光ダイオードができれば、フルカラー対応となる。ただ発光強度の強い青色発光ダイオードは生成しにくい。そこで青色発光ダイオード作成に関して研究を行った。薄膜生成方法、スパッタリングやエッチングなど製造技術も研究に含めた。いかに発光効率の高い青色発光ダイオードを生成し、それらの応用について最後にとり上げ、これからの将来についての展望なども考察してみた。
特徴・オリジナリティ 現在ではかなり発光効率の良い青色発光ダイオードができかけている。強度の強い青色発光ダイオードができれば、全色フルカラーが可能となる。デイスプレイなどにも応用可能である。
大学・専攻 大阪工業大学、電気工学科
タイトル ◆シクロヘキサンからメチルシクロペンタンへの骨格異性化における共存水素の影響
分野 機能設計化学分野
概要 新しい触媒を用いて反応を行い、その際の水素による影響について調べる。
特徴・オリジナリティ 新しい触媒を扱った点
大学・専攻 国立北海道大学、材料工学科
タイトル ◆宇宙空間における振動抑制鋼材の研究
分野 材料工学
概要 宇宙空間における振動抑制鋼材の研究であり、将来的に実現されると予想される、宇宙ステーションにおけるもっとも、適されると考えられる、材料が何であるかを、推測、また実験においてその確実性を証明すると言う研究である。実際には、材料に、カーボン繊維、ガラス繊維、などの繊維を織り込ませた物が有効であるとされた。また、実験は、地球上でされているため、計算で、無重力状態での数値を出し、それらを解析して、実際値に近づけている。
特徴・オリジナリティ 多種多様な材料があふれているが、そこに、繊維を織り込み、その、繊維の種類によって、研究を進めているところに独自性がある。
大学・専攻 私立(千葉県)、精密機械工学科
タイトル ◆生体運動認識処理の研究
分野 医療精密
概要 装着者のヘルスケアに役立つウェアラブル情報機器システムを設計するため、生体運動を計測するセンサに関して検討した。具体的には、呼吸停止や呼吸異常を検出するため、呼吸に伴う胸郭運動のセンシングに必要なセンサの要求仕様や装着部位を明らかにすることを目的とした。実験の結果、市販されている最小の振動ジャイロを胸部中央の剣状突起付近に配置することで、姿勢に影響されず呼吸検出が可能であることが明らかとなった。
特徴・オリジナリティ 最近、ウェアラブルコンピュータという言葉を良く聞くようになったが、それを医療に役立てようとしているのが特徴である。
大学・専攻 国立東京大学、精密機械工学科
タイトル ◆ねじ締結体の初期緩みに関する研究
分野 機械要素
概要 機械や構造物には多くの結合部分があり,その結合として溶接,接着などの方法もあるが,ねじによる結合は組付けが簡単にでき,必要に応じて分解,部品交換や修理ができるという点から広く使用されている.しかし,機械装置などの主な機能部分と比較すると,ねじの設計やその使用法については軽視されがちである.また,実際にねじ結合による事故も多く報告されていることから,その重要性がうかがえる.ねじに関する事故の主な原因は,ねじの初期不良,締付け不良,保守管理の不良,疲れ破壊,緩み,遅れ破壊などが考えられている.なかでも,ねじの緩みに関しては古くから問題とされ,多くの研究が行われてきている.しかし,ねじの使用形態やその環境により,緩み発生の原因が多岐にわたり,そのすべてを把握しきれないのが現状である.ねじの緩みは,ねじ部品が戻り回転しない緩みと,同部品が戻り回転する緩みに大別できるが,ねじ締結体において各々の緩みがどの程度であるかは一概には言えない.一般に前者の緩みは比較的原因の把握が容易で,完全な軸力損失には達しない場合がほとんどであるため,後者の緩みと比較すると研究報告が少ない.しかし,どのような状況でねじが使用されるかわからないため,ねじ締結体の信頼性を高めるためにも,この種の緩みにも注意をむけるべきある.このような背景から,本研究では,ねじ部品の戻り回転しない緩みのなかで,ボルト軸方向の外力作用下におけるねじの組付け時の初期に発生する問題を取り上げる.なかでもねじ部品や被締付け部材の接合面間で発生する塑性変形,すなわちへたり現象について実験的検討を行うのが本研究の目的である.
特徴・オリジナリティ 普通、ねじの緩みと言えば、ボルト・ナットが戻り回転する緩みを想像するが、本研究では一般人があまりなじみのない「へたり」について取り上げて扱った点。 この「へたり」はその定義さえもいまだ確立しておらず、まだ未知の要素を多く含んでいる。
大学・専攻 私立(神奈川県)、機械工学科
タイトル ◆コンピュータ画面情報の音化について
分野 ソフトウエア開発
概要 コンピュータ画面情報を音化することで、視覚障害者もその画面情報を確認できるのではないかと考え考察してみることにした。いろいろな画面情報の中で、点字の読み上げ、コンピュータ上で文章を書くときに用いられるテキストカーソルの音化、マウスカーソルの音化の 3 つについて考えてみた。これらについて、その実現方法と可能性を考察したが、マウスカーソルの音化に関しては、その他に、実際にプログラムを用いてコンピュータ上で実験を行った。その結果、マウスカーソルの位置特定の他にも、単純な音で画面上に配置されている図形を特定することも可能になるかもしれないということがわかった。本稿では、ここに挙げた画面情報を音化するための方法について考察する。
特徴・オリジナリティ コンピュータの画面情報で、文字に関しては「読み上げソフト」という音で情報を伝える手段が確立されています。しかし、例えばマウスカーソル等のグラフィカルな情報に関しては、音で情報を伝えるということは容易ではありません。このことに着目して、グラフィカルな情報を音のみでわかりやすく、かつ迅速に表現するためにはどうすればよいのかを考えていったのが私の論文です。
大学・専攻 私立-新潟、情報電子工学科
タイトル ◆マジンガーZを創るには
分野 ロボット工学
概要 マジンガーZを作るためには、どーしたらいいのか?を当時のロボット工学で色々、作り、まじめに考察しました。
特徴・オリジナリティ テーマ自体
大学・専攻 私立(鹿児島県)、電子工学
タイトル ◆市場品マオウの形態学的特徴に関する研究
分野 生薬学
概要 市場品麻黄の中国4地域の品を取り上げ、茎の周囲の長さ、葉のつき方、その他の形態的な特徴について観察した。また、茎の縦断面の切片をミクロトームを用いて作成し、染色液を用いて染色し、染色状態の違いによりどのようなことがいえるのかを考察した。統計処理ソフトウェアであるMivrosoft Excel を用いて標準偏差、分散等を計算した。その結果、茎の形態には三角形と四角形、維管束の状態の差異が認められた。
特徴・オリジナリティ 非常に地道な研究でした。 約1000サンプルの計測が非常に面倒でした。また切片の作成そのものが精密でした。
大学・専攻 岐阜薬科大学、薬学科
タイトル ◆タイ植物の薬効調査について
分野 薬学の薬理解析と分析
概要 タイ植物について高脂血症に効果があるかをラットを使用して薬効を追って行きました。その内容成分(詳しくは記述を控えさせていただきます 特許のため)のなかで、薬理活性があるものを探し出し、その解析を行い、薬効成分のみで再びラットに投与して効果を試します。その結果、未だに見つけたことの無かった成分を発見しました。
特徴・オリジナリティ 現在、問題視されている高脂血症に関しての治療薬を探求する意味で有意義な研究だったと思います。
大学・専攻 国公立(富山県)、薬学科
タイトル ◆アルツハイマー病に関するアロマセラピーの有用性
分野 生命科学
概要 アロマセラピーに関する論文。対象者にAlzheimer病患者をとった。
特徴・オリジナリティ 使用したスケールに特徴があると思う。
大学・専攻 大学−医学部