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卒論 Tips3 楽していい論文(レポート )を  (1/6)

卒論のツボ

 あまり苦労をせずにいい論文・レポートを書くにはどうすればよいのだろうか?

 そんな事を考えてみたい。「効率的にそして楽をして書く」というと、一部の人は反感をもつかもしれないが、やはり同じ質の成果(アウトプット)を出すのであれば効率的・楽な方がよい。時間にも限りがある。限られた時間の中で作成するには効率的な方がよい。その上でアウトプットの質が高ければ尚よしである。

 

何事も効率よくやるためにはまず、ツボを押さえることが必要である。

では卒論を書く上でのツボ、つまり重要なポイントは何だろうか考えてみよう。


 まずはじめに、皆さんは、「いい論文」とはどんな論文だと思っているだろうか?

  • 一生懸命取り組んだ論文?
  • 苦労して資料をたくさん集めてまとめた論文?
  • より高度な理論や分析手法を扱った論文?


これには色々な要素があると考えられるが、我々が重要だと考えるものは以下の三つである。

  1. 深く考えた痕跡

  2. 何らかの独自性

  3. しっかりした論理構成・展開

なんだか当たり前のようで、“楽にやる“とはあまり関係がないと感じられるだろう。だが、この三つはかなり重要なツボである。この後、5ページをかけて、上記3つのツボを効率よく楽に実現させるための具体的な手法を説明する。

なお、ここでは、卒業論文を想定して記述している部分も多いが、大学1年生、2年生、3年生の授業やゼミで出されるレポートについても、原則同じと考えて読んで欲しい。では、「楽に書くための手法」を説明する前に、まず、三つのツボの意味を確認しておこう。

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