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卒論 Tips1 6 謝辞の書き方(1/1)

●基本的な書き方

  卒業論文の最後は「謝辞」で締めくくります。謝辞の目的は論文作成に協力を頂いた方、お世話になった方へ感謝の意を述べるということです。

書き方は特に決まっていませんが簡潔に書くのが良いでしょう。 感謝の意を述べる対象と書き方、書き順は次のようです。

<対象者>

●卒論の指導担当された先生(教授、准教授等)
●アドバイス等頂いたそれ以外の先生
  (他ゼミ・研究室の先生等)
●研究(実験)等へ協力して頂いた人々
  (先輩、後輩、同期等)

<書き方>
⇒先生の場合、フルネームに、役職名を敬称として明記する。他の研究室や専攻の先生の場合、所属等も明記する。 (例:経済学部●△研究室 山田太郎 教授)

⇒先輩の場合、敬称は「先輩」や「氏」、同輩・後輩の場合、「氏」や「君・さん」

ゼミや研究室の皆を指す場合は、「●△研究室の皆様」

順番は、最もお世話になった順、地位や学年の高い順に書くのが通常です。

<書き方2>

上記の対象者と同時に、どのような指導・協力を得たのかを簡潔に明記してもよいでしょう。

先生の場合、「本論文を作成にあたり厳しくも優しい指導を賜りました」程度で、実験に協力してもらった同輩・後輩の場合、「実験の実施に際しては●△ゼミの3年生の皆様の協力を頂きました」、「研究を通じて活発な議論にお付き合い頂いた●△ゼミの同期の田中君、桜井さんに感謝します」 といった具合です。

●謝辞の書き方サンプル

<サンプル1>

本研究を進めるにあたり、ご指導を頂いた卒業論文指導教員の××××教授に感謝致します。また、日常の議論を通じて多くの知識や示唆を頂いた○▲研究室の皆様に感謝します。

 

<サンプル2>

本論文を作成するにあたり、指導教官の××××教授から、丁寧かつ熱心なご指導を賜りました。ここに感謝の意を表します。

 

<サンプル3>

本研究に際して、様々なご指導を頂きました××××先生に深謝いたします。 また、実験の際に被験者を快く引き受けてくださり、そして多くのご指摘を下さいました●△ゼミの同期・後輩の皆様に感謝いたします。

 

<サンプル4>

この研究を卒業論文として形にすることが出来たのは、担当して頂いた●△教授の熱心なご指導や、●×小学校の先生方、子どもたちが貴重な時間を割いてアンケート調査に協力していただいたおかげです。 協力していただいた皆様へ心から感謝の気持ちと御礼を申し上げたく、謝辞にかえさせていただきます。  


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