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−論文テーマについて

<プロフィール>

ジュンコさん


某大学卒業
専攻:福祉心理
テーマ決定:3月
取組開始:12月
(3年次)

●では、実際大学に入ってからはどうでしたか?心理の勉強は?

 大学では、1,2年の頃は一般教養科目が主体なので、心理学の勉強っていう感じは薄かったんですけど、3年生の時から徐々に専門的になっていきました。興味をもったのが、児童心理学。担当した先生が、もともと現場にいた人だったので、話が具体的で分かりやすく、色々な事を実感できたのが面白かったです。で、教育実習にも行きました。平成15年から福祉科が高校の授業で出来るようになって、その授業の実習ということで参加しました。私立学校の中には、特色を出すために福祉の授業をおいている所もあるけど、でも実態はあまり広がっていないんです。先生というのもちょっと考えましたけど、実際は、数コマしか授業が無いためにフルタイムでというよりもパートタイム的な授業を持つことが多いので、それはちょっときついかなと思って辞めました。

イントロ

論文テーマ

卒論の取り組み

就職活動

後輩へのメッセージ

 

 

 

●で、ストレスという所にいきついたのですね(笑)

はい、そうです。先に触れましたが、卒論のテーマといった時に、まず関心をもったのが、職場のストレスでした 。

ある授業で、レポートをまとめるときに、教員のストレスについて本を読んでまとめた事があって、かつ教職もやっていたので、教員の職場のストレスについてやりたいなと思っていました。でも、実際にデータを取得するのがとっても困難ということでこれは断念したんです 。

●データ取得上の困難ですか、協力を得るのはやはり難しかったのですか?

大学の場合、担当の先生のつてとかコネがあって、そこでデータを取るというのが一般的なんです。あとテーマによって積極的に協力してくれるかどうかというのもあって、教員の職場のストレスっていうと、学校によっては、「うちはそんなストレスは無い!」なんていう所もあって、ちょっと厳しいテーマでした。

●で、データの事を考えると便乗するしか手がなかったということですね。

そうなんです。そうこうする内に、アンケートを便乗して実施することになったんです。でも、アンケートの実施が6月って決まっていた事もあって、深く考える前に仕上げなければならなくて、あっという間に設計は終わってしまったというのが正直な感想です。

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