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−後輩へのメッセージ

<プロフィール>

ジュンコさん


某大学卒業
専攻:福祉心理
テーマ決定:3月
取組開始:12月
(3年次)

●就職は決まってよかったですね。ではまた卒論の話に戻りますが、ジュンコさんにとって、卒論で得た事って何でしょうか?

卒論で得たこと…。う〜ん・・・

協力を得ることの大事さと、その方法について学んだってことでしょうか。

 アンケートは如何にやる気をもって答えてもらえるかが大事なんですが、やる気を出してもらうためにどうするかは考えた所です。具体的には景品をあげるというのが効きました。ボールペンなんですが、これがあると、お願いしやすくって、「アンケートをお願いする」といった下手に出ずに済むのでアンケート協力の交渉(?)がうまく進みました。 l あとは、一通りの分析手法を身につけないといけないので、統計ソフト(SPSS)の使い方はマスターできました。

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就職活動

−後輩へのメッセージ

●卒論をやってみて、もう一回やるとしたら、こうやりたいな、みたいな事ってありますか?あと、後輩へのメッセージとかもしあれば最後にお願いします。

学際の実行委員をやっていたことと、6月に教育実習に行ったこともあり、時間が割けなかった。にもかかわらず夏までにアンケート終了を求められた…という事があって、感想としてはほどほどにやってきたと思います。やろうと思えば根を詰められたんですが、あっという間に山場を越して気がつけば…という感じでした。

ですので、根をどの程度つめられたかが疑問。時間を避ける事ができなかった事が少し悔やまれます。

あと、卒論研究の中身で言うと、アンケートの質問文、特にフェイスシートに慣れていないという悔いが残りました。

時間的余裕がもっと事前にあれば、先行研究なんかをもっとたくさんみて、こういう結果があるから、自分はこんな所を検証してみよう…といったトライ&エラーがもっとできたと思います。

参考資料は、実際使ったのは、後半の考察を書くところになってからだったので、フェイスシートを作る段階でもっと活かすべきだったと思います。

やっぱりアンケートは事前の仮説の練り込みが大事ですね。仮説があやふやだと結果もあやふやで考察もまとが絞れなくなるんです。ここはアンケートを考えている方は肝に銘じていた方がよいと思います。

●そうですね。アンケートは設計が命ですよね。

だから、そういう意味で今回は論文というよりは実態調査に近かったと思ってます。

それと、来年以降やる方にアドバイスですが、「学生のストレス」って結構、手垢がついていない分野なのでお勧めだと思いました。学生のストレスに関する論文や文献はありましたが、児童に関するものと比べると少なかったので、まだまだオリジナリティの出し甲斐があるテーマだと思います。

自分のテーマを見失わずに、最後まで頑張ってください。

ありがとうございました。