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卒論 Tips4 効率の良い情報収集法  (6/7)
タイプ 4 新聞記事

 

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新聞記事 検索・閲覧 アサヒ・コム <有料>
新聞記事 検索・閲覧 日経テレコン21 <有料>

 

最近の新聞は、内容が充実してきており、かつ各種専門新聞もあることから、それらを自由に操れる環境にあれば、経済、経営、商学、法律、政治、社会学等を先行する大学生の場合、役に立てることができるだろう。

企業経営に関する事実情報、考察や洞察は深いものがあるし、(例えば特定の企業について調べるのであれば、日経金融新聞のアナリストが企業を分析したものを紹介するコーナーがあるが、これなどは洞察に富んでおり、かなり参考になる。ここで触れられている視点に 沿って有価証券報告書を自分なりに読み込み、財務分析等を行うだけで、そこそこの論文が書けてしまう恐れ(?)がある。また日経流通新聞では、世の中の流行や流通、消費者ニーズについて 詳しいし、そもそも少年犯罪の様な事象は新聞記事を統計的に参考にしたり、記事で紹介されている専門家の意見等を取りまとめるだけでも先行研究、専門家の見方を知る事ができる。また人文・文学等では参考にできないかといえばそのようなことは無く、文芸欄も充実していることから、色々な解釈について過去の記事、例えば、過去10年間で、シェイクスピアに関する論評が掲載されたケースを調べると、それだけである程度の先行研究をこなすことになる。)

だが、新聞記事の痛いところは、その多くの場合、有料であるという点だ。大学によってはこれら有料のデーターベースに大学として加入していて図書館等で自由に使える環境が整っているところがある。もし君たちの大学でこのような環境が整っているのであれば、これを活用しない手は無い。特にお勧めで充実しているのが日経テレコン21である。多くの企業(企画部門等で)でも一番使われている有料データベースはここである。新聞記事の他、専門雑誌記事、人事データベース、外国のデーターベース等各種の情報がここひとつで集まるからである

 


 

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