本日は、当サイトにお越し頂き、また同案内文をご覧頂きありがとうございます。
新サービス紹介の前に、その目的と背景を理解頂くために、まず皆さんの置かれた状況を振り返ってみたいと思います。
やや厳しいことも書いてあるかもしれませんが最後までお読みいただければと思います。
あなたの今の状況は…?
・大震災や節電等の影響もあり苦労した就職活動も終盤、内定ももらい、少しホッとしている
・前期の試験やレポートで卒業に必要な単位の目処もつきつつある
・残された学生生活を悔いなく過ごし、来春、社会人デビューを待つ身である
・唯一 残された大イベントは「卒業論文」を仕上げて提出すること
そんな中、「卒業論文」をどうしようかと考えながら、当サイトに辿り着いたのではないでしょうか。
しかしながら、あなたたちが置かれた状況は厳しいものがあります。大学の先生達など第三者からは、不安の目で見られています。
最近の大学生を取り巻く状況は厳しい。。。
卒業論文に関して現在の大学生を取り巻く状況は5年前、10年前と比較して世代的にも厳しいものがあります。
卒業論文で必要な「大学生としての基本的な学力」、「自ら考える力・思考力」、「十分な時間」が不足しているのです。
現在の大学生が育ったのは、ゆとり教育が徐々にスタートしてきた時代です。「生きる力」、「考える力」といわれながらも、実際は学習時間が減り基礎的な学力が低下した世代です。学校での教育時間の不足を塾や予備校で補い、本来の「考える力」を養うといった目的も、逆に、詰め込みや、テクニックで対応し、その結果、受験で成功した人たちが現在の大学生になっているともいえます。
またAO入試という制度が広がりました。当初の主旨とは異なり、実態は新設大学の増加や、本格的な少子化を控えて、定員割れを恐れた大学が、合格の切符を乱発しているために、学生の質の低下が著しく、一部の私立大学では、高校で学ぶべき事が身についておらず多くの学生を大学へ垂れ流したとも言われています。 大学1年生の前期課程を高校時代の復習にあてるといった大学もあるようです。
そして大学3年生の後期からは就職活動が始まります。最高学府での教育経験が実質的に2年程度で卒業論文に取り組まなければならないのです。
その後の卒業論文に取り組む時間に関しても、100年に1度の世界金融危機のあおりを受けて就職活動に追われた学生にとっては時間的にも厳しいようです。
また、世の中の変化をみると、インターネットが当たり前のように大学生活に入ってきた世代です。GoogleやYahooといった「検索サイト」さえ使いこなせれば、世の中のどのような情報にも簡単にアクセスできます。その反面、ネットで手軽に情報を検索して、ほんのちょっとお化粧をするだけでレポートなどを仕上げることができるために、大学の先生達からは、考える力や思考力の低下とモラルの低下が指摘されています。
このように厳しい目が向けられています。また就職活動や新卒の先輩達の様子から、社会的にも厳しい目が向けられています。
自分で考えて自分で決める思考力や決断力が乏しい世代
就職活動をみても、自分で考えて決める決断力に乏しく、ネットや口コミという名の他者からの情報に影響され、誰かに肩を押してもらわないと決められないといった学生も多いようです。その反動で、ロジカルシンキングなどの思考法がもてはやされています。しかし「知る」のは簡単ですが「身につける」レベルに達するには程遠く、多くの場合、かじる程度で終わり凡庸なプレゼンテクニック程度で終わっているようです。
約1年間の長い時間をかけて「自分探し」の「就職活動」を行なったにもかかわらず、その結果、入社後3年以内にやめてしまう人が3割に届こうとしています。原因の全てではありませんが、自律的な思考力や決断力が乏しいが故に、振り返ってみると「納得したつもりではあったが、あの頃は考えが浅かった、ちゃんと先のことまで考えていなかった、結果的に情報に振り回されていた」という先輩達の声も少なくありません。
また、企業側からは「頭でっかちの割に行動力が乏しい」といったことが指摘されています。ここ数年の新入社員の印象は、「ネットを活用した情報感度は高いものの、行動力でカバーしようという発想が乏しく、積極性や自律性が乏しい」という評価が定着しています。
このような時代に生きているあなたたちにとって、本来、卒業論文はとてもいいチャンスを与えてくれるはずです。
自分でテーマを決めて構成を考えて、一つの分野を深く掘り下げ調査して、仮説を論理的に検証する。必要があれば調査やアンケートを企画、実施し、専門家へ聞きにいくといった行動もいとわない。
社会に出てからも通用する色々なスキルを経験し、鍛えることができる良い機会なのです(卒論Tips「はじめに・・・卒論の目的」参照)。
大学の先生達は、「学生の質の低下」や、「小手先でごまかした卒業論文の多さ」を嘆いていますが、卒業論文を通じて、親身にコミュニケーションをとり、「自ら考えること」、「基本的な学力や知識」、それらの過程で必要となる「スキルや行動力」を引き出して伸ばしてやるのは、本来、彼等がやるべきことなのです。
しかし、大学のゼミなどで実施されている卒論指導は…
大学の先生達も忙しく、学生一人一人に対してきめ細かいとは必ずしも言えず、一人で悶々としている学生も多いのが実状です。
人によっては「どのようなテーマに取り組めばよいのか」、もしくは「テーマが決まった後の、次の一歩をどう踏み出すのか」、そんな入口で立ち止まってしまい、限られた貴重な時間をだらだらと過ごしてしまい、気がついたら提出1ヶ月前なんてケースもあるようです。不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
そんなあなた達には何が必要で、会員制サイトは何を提供してくれるでしょうか?
今回、紹介する会員制サイト(「卒論WEB大学」)では、「どうすれば自分が自信をもってテーマを決めて、内容を設計して、調査・研究を行って、論文を書いていけるのか」、その方法、基準、考え方を学び、自ら問題・課題を調理する腕を養う事が可能です。
そうすることによって、時間的な効率向上と、論文の質の向上を強力にサポートしています。
もちろん、生の卒論を題材にした論文制作に直結する材料、ヒントも満載です(1000以上の多くの論文をダウンロードして PDFで全文を読むことも可能です)。
さてここでは、提供するサービスの詳細を紹介する前に、少しだけ、イメージして欲しい事があります。 冒頭に書いてある「あなたの卒論生活を変えてしまう」,というのは、どういう事なのか、WEB大学に参加するとどう変わってしまうのか、当サイトの基本観を基に、卒論生活がどう変わるのか、昨年の先輩のアンケート結果等を基に紹介してみたいと思います。自分の事に置き換えながら、 「次のページ」をちょっとだけ読んでみて下さい。